長野県長和町の黒燿石体験ミュージアム近くの縄文時代の発掘現場にも行きましたよ。
縄文時代にタイムスリップ
した気分でした。
黒燿石は数十万年前に火山活動により吹き出したマグマが冷え固まって
出来たものだそうです。
縄文人は黒燿石でナイフや槍等の石器を作っていました。
昔の人は黒曜石でキラキラ輝く峠を
星のかけらが降り積もった場所
だと思って
星糞峠
と呼んだそうです。ロマンチックですね。
峠とそこから見下ろした景色。人が歩いている写真は縄文の人々が黒燿石を採掘したくぼみが有ります。
黒燿石は物々交換としても使われたそうですが、
苦労して手に入れた黒燿石は近隣の集落に惜しみなく分け与えられたのではないかと
学芸員さんがおっしゃっていました。
縄文の1万年間が平和な時代だったのは、その頃のハイテクブランド品である
黒燿石が分配
されていたからかもです。
分配が苦手な現代人には耳の痛い話ではありませんか。